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早産児・低体重児の診療はお任せください
早く生まれた、あるいは小さく生まれた赤ちゃん(早産児・低出生体重児)の成長は、保護者の方にとって喜びであると同時に、多くの不安や疑問が尽きないものでもあります。当院の院長は、20年以上にわたり新生児集中治療室(NICU)に勤務し、数多くの分娩立ち合いと赤ちゃんの治療に携わってきた「新生児専門医」です。
地域における「身近な専門医」として、ご家族が安心して子育てに臨めるよう、精一杯サポートさせていただきます。

早産児・低体重児とは
早産児とは、予定日より早い「妊娠37週未満」で生まれた赤ちゃんを指します。一方、低出生体重児とは、生まれた時の体重が「2,500g未満」の赤ちゃんのことで、これらは必ずしも一致するわけではありません。
早く、あるいは小さく生まれた赤ちゃんは、体の機能が十分に成熟していない状態で外の世界に出てくるため、呼吸や体温調節、哺乳などが上手くいかない場合があります。そのため、出生直後はNICU(新生児集中治療室)での専門的なケアを必要とすることが一般的です。成長のペースは一人ひとり異なりますが、修正月齢(出産予定日を基準とした月齢)を用いながら、その子なりの歩みを長い目で見守っていくことが大切です。

「修正月齢」で一人ひとりの成長を把握します
早く生まれたこどもの成長を評価する際、当院では「修正月齢」という考え方を大切にしています。修正月齢とは、実際の誕生日から数えるのではなく、本来の「出産予定日」を基準にして月齢を計算する方法です。
早産で生まれたこどもは、予定日通りに生まれたこどもと比較すると、首すわりやお座り、離乳食の開始時期などがゆっくりになる傾向があります。これは、お腹の中にいた期間が短かった分、体の機能が成熟するまでに時間が必要だからです。
当院では、単に暦の上の月齢だけで判断するのではなく、修正月齢を用いてこども一人ひとりの発達段階を正しく見極めます。成長のスピードはこどもによって様々です。当院では継続的に発育を追うことで、そのこどもにとって最適なタイミングで必要なサポートを提案してまいります。

早産児・低体重児の赤ちゃんに多い症状・疾患
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呼吸器の弱さ
肺が十分に成熟していないことが多く、風邪やRSウイルスなどの感染症にかかると重症化しやすい傾向があります。
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貧血
お腹の中で蓄えるはずだった鉄分が不足しやすく、成長に伴い貧血症状(顔色が悪い、活気がないなど)が見られることがあります。
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哺乳と体重増加
吸う力が弱かったり、疲れやすかったりするため、一度に飲める量が少ないことがあります。体重が順調に増えているかは、成長の重要な指標です。
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消化器のトラブル
腸の動きが未熟なため、便秘や吐き戻しが起こりやすいことがあります。
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発達の個性
筋緊張(体の硬さや柔らかさ)のバランスや、感覚の過敏さなど、発達の過程でそのこども特有の個性が現れることがあります。
当院のサポート
当院では、新生児専門医および遺伝専門医としての知見を融合させ、多角的なサポート体制を整えています。
01
些細な不安にも対応する「かかりつけ医」機能
「ミルクの飲みが悪い」「体重が増えているか心配」といった、病院の健診で聞くほどではないかもしれない小さな悩みも、遠慮なくご相談ください。お家での様子やこどもの性格などを詳しくお聞きし、トータルな視点からアドバイスを差し上げます。

02
専門的な発育フォローアップ
風邪やアレルギーなどの一般診療に加え、夜泣き、便秘、小柄、言葉のおくれなど、発育に関する幅広い相談に対応します。
03
家族の気持ちに寄り添うカウンセリング
早く小さく生まれたこどもの保護者の方は、ご自身を責めてしまったり、将来への強い不安を感じたりされることが多々あります。遺伝専門医として多くのカウンセリングを行ってきた経験から、ご家族の不安な気持ちに真摯に向き合い、共に解決の糸口を探ります。

ご家族と一緒に見守ります
当院では、前身である「桜坂なかやまこどもクリニック」の中山先生が15年以上にわたり大切にされてきた、地域との信頼関係と診療方針をそのまま引き継いでいます。中山先生が大切に育ててこられた「桜の花」を絶やすことなく、その真ん中で親子が笑顔になれるようなお手伝いをしたいと考えています。
子どもが小児科を卒業する際には、これまでの成長の軌跡をご家族と共に実感し、喜び合えるような関係性を築いていくことが私たちの理想です。
「こんなことを相談してもいいのかな?」と迷う必要はありません。どのような些細なことでも、気軽にお話しください。私たちスタッフ一同、こどもの健やかな未来のために、ご家族の一番近いパートナーでありたいと願っています。

