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夜泣きについて
赤ちゃんの夜泣きは、多くの保護者の方が直面する大きな悩みの一つです。一般的に夜泣きとは、夜中に突然泣き出し、抱っこや授乳をしてもなかなか泣き止まない状態を指します。生後6ヶ月頃から始まることが多く、1歳半から2歳頃までには落ち着いていくのが一般的ですが、その頻度や程度には大きな個人差があります。

夜泣きの原因
夜泣きの原因は医学的にすべて解明されているわけではありませんが、こどもの脳が発達の途中にあり、睡眠のリズムがまだ未熟であることが関係していると考えられています。日中の刺激や体験を脳が整理する過程で、夜間に脳が興奮してしまうことが一因です。

こんな症状ありませんか
夜泣きといっても、その現れ方はこどもによって様々です。ご家庭で以下のような様子が見られることはありませんか?
- 夜中に何度も目を覚まし、激しく泣き叫ぶ
- 抱っこをしても、のけぞって嫌がったり泣き止まなかったりする
- 寝付くまでに非常に時間がかかり、常に寝不足気味に見える
- 夜泣きだけでなく、日中もかんしゃくが強く、機嫌が悪いことが多い
- 寝ている間に苦しそうにしていたり、いびきをかいたりしている
これらの症状が続くと、保護者の方も十分な睡眠が取れず、心身ともに疲れ果ててしまうことがあります。一人で抱え込まず、今の状況を詳しくお聞かせください。
このような症状から考えられること
夜泣きの背景には、単なる睡眠リズムの問題だけでなく、いくつかの要因が隠れている場合があります。
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睡眠リズムの未発達
乳幼児は大人に比べて眠りの浅い「レム睡眠」の割合が多く、些細な物音や体温の変化で目が覚めやすい傾向があります。
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不快感や身体的要因
かゆみを伴うアトピー性皮膚炎や、お腹にガスが溜まる便秘、あるいは鼻詰まりなどが原因で、深く眠れずに泣いてしまうことがあります。
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日中の刺激と脳の興奮
初めての場所へ行った、お友達と激しく遊んだといった日中の刺激が、未熟な脳にとって過剰な興奮となり、夜泣きに繋がることがあります。
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夜驚症(やきょうしょう)
深い眠りの時に突然パニック状態で泣き叫ぶ症状です。本人は眠ったままで意識がなく、翌朝には覚えていないのが特徴です。
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発達の個性
遺伝的な背景や生まれ持った特性により、感覚が過敏であったり、環境の変化に敏感であったりするこどもは、夜泣きが強く出ることがあります。
ご家庭でできること
夜泣きをすぐにゼロにすることは難しいかもしれませんが、環境を整えることで症状が和らぐことがあります。
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生活リズムを一定にする
毎朝決まった時間に日光を浴び、昼夜のメリハリをつけます。夜は静かで暗い環境を作り、脳をリラックスさせましょう。
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寝る前のルーティンを作る
お風呂、絵本、入眠儀式など、毎日同じ流れを作ることで、こどもが「これから寝る時間だ」と安心できるようにします。
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身体の不快を取り除く
寝室の温度・湿度の調整や、肌着の素材の見直し、おむつや便秘のケアなど、こどもが「不快」と感じる要素を最小限にします。
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保護者の方自身の休息
これが最も大切です。「夜泣きはいつか終わるもの」と考え、昼間に一緒に昼寝をしたり、周囲のサポートを得たりして、保護者の方が倒れないような工夫をしてください。
福岡市中央区で夜泣きにお悩みの方へ
「夜泣きくらいで受診してもいいのかな」と迷われるかもしれません。しかし、保護者の方が限界を感じているのであれば、それは立派な受診の理由です。福岡市中央区、桜坂駅すぐの桜坂こどもクリニックでは夜泣きでお悩みの保護者様にも寄り添った診療を行なっています。お一人、ご家族で悩まずお気軽にご相談ください。

